床ずれ防止用具は、
・送風装置又は空気調整装置を備えた空気マット
・水等によって減圧による耐圧分散効果を持つ全身用のマット
と定義されています。
とても難しい言葉で定義されています。
(床ずれ防止用具は、エアータイプでなく、水・ウレタン・シリコン・ゲルからなるものもあります)
床ずれ(褥瘡[じょくそう]とも呼ばれます)とは、圧迫によって皮膚に栄養がいきわたらず、壊死し皮膚潰瘍(かいよう)を生じた状態のことをいいます。
床ずれは、圧迫に加えて、皮膚を引っ張る力、摩擦、湿気などの要因が組み合わさって発生する場合が多く、特に骨のある部分の皮膚でその傾向が強くみられます。
主な発生理由は以下の4点です。
① 皮膚への持続的な圧迫
長時間の同一体位、補装具などの圧迫、寝具の重みや窮屈な寝衣など
② 皮膚への摩擦やズレ
シーツ、寝衣のしわや糊のききすぎ、移動時の摩擦、ベッドのギャッジアップ時や座位時のずり落ちなど
③ 身体の不潔と皮膚の湿った状態
下着やおむつ、尿取りパットなどによる皮膚の蒸れ、発汗や排尿・排便時の皮膚の汚れなど
④ 全身状態の低下
栄養不良、血行障害、運動・感覚障害、皮膚や筋肉、皮下脂肪の退化など
このような状態を予防・改善するために、床ずれ防止用具は必要になります。
床ずれ防止用具に限らず、介護ベッド(特殊寝台)・車いす・住宅改修など、介護が初めてのご家族は、不安や心配になってしまうのは当然だと思います。
特に床ずれ防止用具については、見たことも無いという方がほとんどで、扱えるかどうか分からない不安も大きいと思います。
床ずれ防止用具が介護のためにご自宅で必要となった時、ご家族が選定して、購入して、設定して使う・・・ということは、ほとんどありません。
床ずれ防止用具の選定・設置・設定は、床ずれの状態や身体機能、介護環境などを考慮して福祉用具専門相談員が行ないます。
介護保険を利用して床ずれ防止用具をレンタルすることができるのは、要介護2~要介護5の利用者様です。
基本的には介護ベッド(特殊寝台)と組み合わせて使うことになりますので、要介護度も該当していることがほとんどです。
介護に困っている皆様の
介護に関わる皆様の
煙が空に昇って行くように、常に上を目指していきます。
様々なサービスにより介護される方はもちろん、介護する家族や介護職の方、また社員のQOL向上を目指します!
そのためには、社員の知識・技術・人間関係力の継続的な成長が不可欠であり、常に向上心を持って取り組みます!
行動を起こす
狼煙を上げるということわざがあります。
大きな動きのきっかけとなる行動を起こすことです。
まだ大きな動きをすることは出来ませんが、介護される方が安心して生活出来る環境を整えること、介護する方の負担を軽減すること、老後の不安を解消することなどを目指し、行動を起こしたことでのスタート地点という意味です。