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自動排泄処理装置の定義は、

尿又は、便が自動的に吸引されるものであり、かつ、尿や便の経路となる部分を分割することが可能な構造を有するものであって、居宅要介護者等又はその介護を行うものが容易に使用できるもの（交換可能部品（レシーバー、チューブ、タンク等のうち、尿や便の経路となるものであって、居宅要介護者等又はその介護を行うも者が容易に交換できるものをいう。）を除く。）

と定義されています。

自動排泄処理装置は、歩行困難なご利用者様がベッドから離れることが出来ない場合に、センサーで尿・便を検知して真空方式で尿・便を吸引してくれる福祉用具です。

おもに寝たきりの人や、自力での排泄が困難な人が利用します。寝たままでも、座ったままでも使用でき、持ち運びもできるのでトイレに移動出来ない方に安心です。

自動排泄処理装置を介護保険を利用してレンタルするためには、要介護４～要介護５に認定されている必要があります。（一部例外あり）

まだ要介護度認定されていない場合は、各市区町村の介護保険担当窓口へ申請し、審査を受け、判定されると要介護度が認定されます。身体機能や認知度等から判定されます。

介護保険を利用してレンタルする場合、レンタル料金の自己負担は１～３割になります。

（自己負担１割の場合：月額10,000円⇒自己負担1,000円）

自動排泄処理装置の本体は、介護保険を利用してレンタルすることが出来ます。しかし、レシーバー部分は衛生上や再利用できないなどの理由から購入して利用することとなります。介護保険による払い戻しを受けられるのは、介護保険の対象となる人のみです。

特定福祉用具販売の対象商品となりますので、自動排泄処理装置の交換可能部品の購入は、利用者がいったん全額を支払った後、費用の７割～９割（所得により決まります）が介護保険から払い戻されます（これを償還払いといいます）。